積水ハウスは大手ハウスメーカーの中でも高機能な耐震システムを持っています。
家づくりの構造には、鉄骨系住宅(軽量鉄骨造と重量鉄骨造)と木造住宅(シャーウッド)と、大きく分けて二つのタイプがありますが、ここで少し積水ハウスの二つのタイプについて、耐震性がどうなっているのかを少しご紹介します。
まず、積水ハウスの軽量鉄骨造です。
分譲住宅の内覧会やモデルハウス展示場などに行くと、営業担当者から軽量鉄骨造の耐震性のことをよく説明されます。
最初はこんなものか…と聞き流すことも多いかもしれませんが、実はその内容はとても機能の高いものを説明していることに後で気付いいたりします。
それがシーカスです。
積水ハウスの耐震システム知ろうとすると、制震システム「シーカス」というある特徴的なシステムがあることに気付きます。
シーカスというのは、地震の力、いわゆる地震エネルギーを熱に換えて、建物の変形を抑えることのできるシステムです。
他の多くのハウスメーカーや工務店で開発されているような耐震システムだと、一度大きな地震が起きてしまうと耐震システム自体の効果がだんだん薄れてくるものですが、このシーカスの大きな特徴は、地震が繰り返し起っても建物の変形を1/2に抑えることができて、しかもその効果がずっと発揮し続けられる…。
そんな大きな特徴がポイントです。
鉄骨の強みは何といっても品質が安定してるし、構造の計算がしやすいことにあります。
だからこそ、シーカスは地震の揺れにもしなやかに対応できるのかもしれません。
最近ではこの耐震システム「シーカス」は、軽量鉄骨系の住宅に標準装備されるようになってきたようです。