フラット35の最低金利が、最近どんどん下がっています。
金利が2.0%を下回り、1.8%となっているんです。
これを背景に希望する住宅ローンタイプが、
変動金利から固定金利へ変わりつつあります。
それもそのはず、全期間固定が過去最低となれば、
検討する余地はありますよね。
確かに、民間の変動金利はもっとも低いです。
頭金利が1.7%など、優遇金利を使えば、
1%を切ることだってあるかもしれません。
全期間固定金利との差は、1.89%-0.975%=0.915%
この金利差をどう考えるが重要なポイントです。
3,500万円の借入金額、35年変動金利0.975%で毎月の返済金額98,392円
3,500万円の借入金額 35年固定金利1.89%で毎月の返済金額113,975円
その差額は15,583円です。
変動金利は金利変動します。
仮に5年後に1%金利上昇したら、2%上昇したら…
このように考えると金利の上昇を予想することは、
とても困難です。
結局、全期間固定金利で借りていた方がずっとお得に
なるかもしれません。
新築一戸建ての住宅購入が決まったら、
支払額のシュミレーションを最初の段階で計画しておくべきです。
でも、たいていは住宅購入の物件が決まってから…
というケースがほとんどだと思います。
もちろん、単に金利が低いから変動金利を選択する…
そういう理由もあります。
ただ、安易に選んでしまうと後で後悔することになるかもしれません。
新築一戸建てのマイホームをどこで建てる…
どこと契約する…
そんなことも大事ですが、
住宅ローンの返済計画も最初の段階でしっかり計画を立てましょう。